2023〜2024年度
広島東RC運営に当たって

会長 斎藤 周

テーマ
「平和の推進を見据えながら、
基本は自分の器磨きを」

ロシアによるウクライナ侵攻により世界は一変しました。ロータリーに求められるものも変わって来つつあるようです。RI会長テーマは「世界に希望を生み出そう」です。
また、広島では5月にサミットが開かれます。この年度は平和について考えさせられる年になりそうです。
ロータリーは平和に貢献できるのか?あまり大上段に構え過ぎるとロータリーは違った場所へ行ってしまいそうです。個々のロータリーで出来る事は限られています。我々のできる事は何かを考え、無理をせずやっていくという姿勢が正しいのでしょう。
ロータリーは職業倫理を高めることによって仕事を通して世の中に貢献することを主とした団体と思っています。ロータリーのメンバーは社会的に地位のある方々です。そうした方々は個々に素晴らしい物を持っておられます。そうした人が集まることにより互いに影響を及ぼし合い自分磨きを進めていく、そして自分の職業においてそのギフトを活かして世の中に貢献していく。それがロータリーに本来求められるものではないかと考えるのです。何事もこの事をしっかりと軸に置いた上で行動しなければいけないと思います。
なにより平和は重要です。平和だからこそ職業倫理が生かせます。ロータリーの視点から平和について考える事は必要だと思います。しかしそうだとしても慈善集団化するのはいかがなものかと思います。本末転倒を注意しなければいけないでしょう。平和の推進への機会を見据えながら、出来ることを行いつつ、ロータリーはその本質であると思われる"自分の器磨き"を続けていける場を築くことが求められているのではないでしょうか。
イメージを図にしてみました。ここで言い表しきれなかったことも在り、それらも含めてバランスを取りつつ1年間ロータリーを運営していきたいと思っています。